よく保護者の方々から「ソロバン塾に通うのは何年生からが一番良いですか?」という質問をお受けしますが、正直に言いますとお答えするのにはなかなか難しい質問です。 |
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と言うのも、仮に入塾してくれれば、その生徒には少なくとも3級には合格してもらいたいし、更に可能性のある生徒なら2級・1級へも挑戦してもらいたいのですが、塾に通い始めて実際に指導してみないと、その生徒の性格や適正などが分からないという面があります。
また、入塾直後にはなかなか飲み込みが悪くて指導にも苦労するような生徒が、上の学年へ行くと急にメキメキと伸び始めるケースは良くありますし、残念ながらその逆のケースも同じ様にあります。
従いソロバン塾に通う目的が何であるのか?により、開始する学年も違ってくるのではないかと思います。しかしながら、単に上の級を目指すことだけがソロバン塾の目的ではないとも言えます。当然、将来役立つ計算能力を身に付けることが大きな理由のひとつでしょうが、それ以外にも、限られた時間内に問題を解こうとする集中力、目標の級に合格するまで努力する忍耐力、いろんな学年の生徒とともに練習する団体生活での作法など、なかなか目には見えにくい内面の力を養っていくこともできます。
更には、生徒ひとりひとりが出来ることが違うのは当たり前ですし、向かうゴールが違うのも当然です。その生徒が常に自分の最大限の力を発揮して練習に取り組んでいるのであれば、必要以上に合格級にはこだわる必要はないのではないでしょうか。
これらのことを考えますと、塾に通い始める適齢学年には目的や性格による個人差があり、何ともひと括りにはできないのですが、大体の目安としては2年生から3年生という学年が、一般的なところではないでしょうか。(もちろんこれより早くても遅くても何の問題もありません。大切なのはその生徒のやる気と取り組む姿勢だと思います) |
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ちなみに当塾では、6~7才向けの指導プログラムもありますので1~2年生からでも楽しく学習できます。 |