◆3級以上を目指そう ◆1-2年生でも大丈夫
◆暗算は一生の宝物 ◆いつから始める? ◆合格者(3級以上)

 ◇ソロバンが先?、暗算が先?
当塾の傾向では、ソロバンよりも暗算のほうがより上の級を取得することが多いようです。生徒たちの中でも、〈ソロバンは3級だけども暗算は1級〉というように暗算先行型のケースが多く見受けられます。

どうしてなのかいくつか理由を考えてみますと、例えば、
・暗算のほうが受験科目数が少ないために合格しやすい(3級以上ではソロバン5科目、暗算3科目)
ソロバンが先?

・一科目の制限時間が3分間なので、多くの回数を練習できる(ソロバンは主に一科目7分間)
・学校や買い物など日常生活でも暗算で計算をする機会があり、結果として練習につながる ...などの理由があるのではないでしょうか。

しかし最も大きな理由は、やはりソロバンを通してのさまざまな計数感覚を磨くトレーニングを行っているために、知らないうちに脳の中に暗算をこなす能力の土台が身に付いているのだと思います。

もしも、毎回の授業で暗算だけを重点的に練習を重ねたとしても、おそらくそう簡単には進級できないでしょう。また逆に、ソロバンだけの練習を
暗算が先?
続けて暗算練習を無視すれば、決して暗算能力も高まってはいかないでしょう。そういう意味では、ソロバンと暗算とは、自動車の両輪にも似た関係であり、どちらか一方が機能しなければ、両立はしないだろうと考えられます。

これらのことから、当塾では暗算学習の大切さをソロバン学習と同レベルに位置付けており、入塾後の早い段階から暗算をスタートしています。(早い子では2年生から、暗算の5~6級にチャレンジします)